閉所恐怖症とチーズインハンバーグ

閉所恐怖症という病気?症状?があります。どのくらい知名度があるのかはわかりませんが、ご存知の方はたくさんいる気がします。名前が似ている高所恐怖症は今回関係ありません。

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閉所恐怖症

閉所恐怖症の説明をウィキペディアから引用します。ご確認ください。

閉所恐怖症(へいしょきょうふしょう、英語名:claustrophobia)は、恐怖症の一種。閉ざされた狭い空間・場所にいることに極度の恐怖を感じる症状のことである。
狭い空間・場所に対して過敏な反応を見せる恐怖症は他にも存在する。これらの症状は混同されがちだが、閉所恐怖症の場合「閉塞感」によって引き起こされることが多い。

この説明書きで注目したいのは、”閉所恐怖症は、閉ざされた狭い空間で起こる恐怖症のこと”ということ。単に狭い空間というだけで見られる恐怖反応とは、一応別扱いということのようですね。

チーズインハンバーグ

チーズインハンバーグという食べ物があります。ひょっとしたら閉所恐怖症と同じくらいの知名度かもしれません。閉所恐怖症はあんまり・・・という人も、チーズインハンバーが好きな人は多いんじゃないかと思います。

ハンバーグの中にぎっしりと詰まったチーズ。鉄板の熱でトロトロに溶かされ、肉汁と絡み合って絶妙な味わい。想像しただけでよだれが出てきます。参考画像を掲載しておきます。
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(画像出典:ガスト「メニュー情報」より)

チーズの目線

チーズインハンバーグは、チーズインハンバーグを食す私たちの視点からは、こんなに幸せな食べ物があって良いんだろうかと思えるほどに素晴らしい食べ物です。

ですが、当のチーズインハンバーグ、特にハンバーグにインしたチーズの目線に立つとどうでしょうか。乳牛から排出されたミルクを主にして作られたチーズは、肉牛として育てられた親戚の肉塊に、身動きが取れないほどに締め付けられます。

子の糧として生成されるミルク、言わば生命の象徴である乳製品は、死の象徴とも言える肉塊と一心同体になるのです。人によって形を変えられてしまった親戚の肉塊に閉じ込められたチーズたちは、閉所恐怖症になってもおかしくありません。人間だったら間違いなく気を病んでしまいます。閉じ込められた彼がサイコパスでもない限りは。

ですが、糧として生成された、生命の象徴である乳製品が、人の糧として摂取されるのであれば、それは彼らの本望なのかも知れません。たとえ意図せず人の手によって親戚たちの残骸に囲まれたとしても、それにより気を病んだとしても、成仏の余地があります。

それに、仮にハンバーグの中のチーズが閉所恐怖症になってしまったのだとしたら、私たちはナイフとフォークによって、彼らを一度その恐怖から解放することができます。それを彼らが”救い”だと捉えるならば、救われた状態のまま胃袋で消化される彼らは、間違いなく成仏できるでしょう。

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