スマホでデュエマ『デュエル・マスターズ プレイス』が発表されたね

TCG

この時を待っていた。一体どれだけ多くのデュエマファンがこの時を待ちわびていただろうか。

https://app.famitsu.com/20190926_1516788/

デュエルリンクスの発表よりもはるか昔から、デュエマファンはデュエマゲームの新作を待っていたのではないだろうか。かくいう私もその一人である。

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デュエマを待ちわびたのにはワケがある。

というのも、デュエマは2005年を最後に、コンシューマーゲームの新作が発売されていないのである。TCG自体は今もなお幅広い年齢層から強大な支持を受けているにもかかわらず、だ。

かたや遊戯王OCGは近年まで、TAG FORCEをはじめ各ハードからコンシューマーゲームが発売されているうえに、昨今にあっては「デュエルリンクス」でスマホどころかPCにまで展開しているという現状だ。Nintendo Switchにまでソフトが出ていたことについては少々驚きを隠せないでいる。

こうした遊戯王の躍進を見るにつけ、デュエマファンはそのゲームソフト展望の乏しさを嘆くばかりであった。TCGの売上が遊戯王に次いでいることへの慢心なのか、あるいは技術力の限界か、予算の限界か。そんなことは知るよしもなかったわけだが、これでもう私達は涙を流さずに夜を明かすことができる。

デュエマはカードプールが豊富ゆえに…

これまでデュエマのゲームに新作が出なかったことについては、理解が全くできないというわけではない。デュエル・マスターズは遊戯王に比べ、ルールの性質上、ゲームとして落とし込むのには少々コストがかかると思われるからだ。

すなわち、シールドの存在、次々と登場する新種族と能力、そしてその発動タイミング(昔であれば、ニンジャストライクやシールドプラス)、サイキック・クリーチャー、最近であればドキンダムを代表する禁断という効果、etc…

といった具合に、遊戯王に比べ、カードが操作する対象が広いのである。それも年を追うにつれて広がり続ける。まるで宇宙のようだ。

したがって、1度に追加されるカードによるカードプールへの影響が膨大なのである。おそらく長い間デュエマがゲーム展開を見送っていた大きな理由はこのあたりにあるのではないか。こうした考察を初めて筆者が行ったのが、かれこれもう10年ほど前の話である。今日に至るまでそれだけの年月が経過していることから、筆者の考察もあながち間違ってはいなかったのだろう。

デュエル・マスターズ プレイスの展望

スマホ版デュエマの第1弾カードパックは、本家デュエル・マスターズの第1弾をベースにしているようだが、そうは言いつつ、バロム、アルカディアス、ボルメテウスが収録されているようだ。ちなみに第1弾のカードは全225種類。多色カードの収録が無しと考え、単純計算で各文明45種類。1つのパックに収録されるカード数としてはかなり多い。初弾から各文明、かなりのバリエーションでデッキが組めそうなところだが、必要なカードを手に入れるためにはそれ相応の金額が必要となることは間違いないであろう。そこはTCG。

発表のレポートを見ると、エグゼドライブが何故かナーフされていたり、バロムがT・ブレイカーになっていたりと、一部のファンを震撼させる要素盛りだくさんにも思える。ていうかバロムがTブレイカーは普通に強くね?(デュエマファン並の感想)

あと、どうやらマナの色もあまり関係なくなるようだ。マナ事故がなくなるのは一見良いことのように聞こえるが、これがゲームバランスにどれほど影響を及ぼすか注目したいポイントだ。

往年のデュエマファンたちには馴染み深い、切札勝舞はもちろんのこと、白凰や黒城も登場するということで、これからの新キャラ登場などにも期待したい。

おわりに

なにはともあれ、デュエル・マスターズ プレイスには大きな期待をしている。タカラトミーは、スマホTCGという観点では「 WAR OF BRAINS (通称:ウォーブレ)」を昨年まで展開していた。これがかなり良いゲーム性で、運営のフットワークの軽さによる経営戦略も素晴らしかったと言える。

今回の共同開発はウォーブレのときとは異なるものの、ウォーブレで培ったノウハウをもとに、デュエマではさらなる成功に期待したい。

第一弾のメタゲームは、リーフ青単、赤緑速攻、赤単ヴァルボーグあたりで参加してみたい。 リーフもヴァルボーグも、実装されるならばの話ではあるが。初期のメタゲームを知っているからこそ、配信前の考察も楽しめるというものだろう。

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