もう読んだ?本屋大賞1位『羊と鋼の森』を読書中。

レビュー
とっても良い本ですね。

きっかけは最寄りの本屋さんで「本屋大賞」の本がずらずらずらずらと売り出されていたことです。実は以前にご紹介した住野よる先生の『君の膵臓を食べたい』よりも先に目を引いたのがこの作品でした。

『君の膵臓を食べたい』が、あなたに生きる意味を教えてくれます。
「読後、きっとこのタイトルに涙する」(書籍の帯より) とっても良い本です。ゆっくりと読むつもりで買ったのですが、小説を読むことが久々だったということに加え、読者を世界に引き込む文章がとても魅力的で、2日で読み終わってしまいました。多分1日...

なので、遅早かれいずれは読む予定でしたが、この前本屋さんに立ち寄った時に思わず買ってしまいました。

気に入った表現や、何か感銘を受けた部分をメモしながら読んでいるので、まだ読了していませんが、一部それを紹介することで、この本の良さを少しでも感じ取っていただければと思います。

 

正しいという言葉には気をつけたほうがいい

「この仕事に、正しいかどうかという基準はありません。正しいという言葉には気をつけたほうがいい」

才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。

「才能っていうのはさ、ものすごく好きだっていう気持ちなんじゃないか。どんなことがあっても、そこから離れられない執念とか、闘志とか、そういうものと似てる何か。俺はそう思うことにしてるよ」

音楽は人生を楽しむためのものだ。

音楽は人生を楽しむためのものだ。はっきりと思った。決して誰かと競うようなものじゃない。競ったとしても、勝負はあらかじめ決まっている。楽しんだものの勝ちだ。

『羊と鋼の森」は、ピアノの調律師のお話ですが、調律師に限らず、実生活の中でとてもためになることをたくさん教えてくれる気がします。ピアノに関しても調律に関しても、僕は全くの素人で、何の知識もありませんが、この小説を読むのにそんなことは関係ありません。

静謐に綴られた文章がとても心を落ち着かせてくれます。最近涙腺がゆるいので読書開始して50ページ目くらいのところで1回うるっと来ちゃいました。まだ読み終わっていないので、この後ももしかしたら泣きポイントが出てくるかも知れませんね。

 

まだ読んでいない方は是非。

今回はこれで以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。

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