良いアイデアが浮かんだ時、それが電車の中や布団の中、トイレの中だったりすると、「あとでメモしておこう」などと思う人がよく居ますが、これではよくありませんね。
ともすれば先ほどまで思い浮かんでいた良いアイデアはどこかへ飛んで行ってしまいます。そんな経験ありませんか?私はしょっちゅうです。
というわけで、何でも思いついた時に即座にメモを取ることが出来るって、結構大切なことなんですよね。
私がつい最近まで読んでいた、外山滋比古先生の『思考の整理学』にも、こんなことが書いてあります。
ふっと頭に浮かんだものはふっと消えてしまいやすい。いったん消えてしまうと、どんなに思い出そうとしても、二度とよみがえってこないことがある。
何かを思いついたら、その場で、すぐ書き溜めておく。そのときさほどではないと思われることでも、あとあと、どんなにすばらしくなるか知れない。書いておかなかったばかりにせっかくの妙案が永久に闇に葬られてしまうということになっては残念である。そして、考えは机に向かっているときに現れるとはきまっていない。
外山先生には遠く及びませんが、僕もよくいろいろなことを考えています。だからこの『思考の整理学』を読んでいたわけなのですが、僕と同じようにいろいろな考え事をする人には、この外山先生の言葉がよくわかると思いますね。
恐らく、そういう人たちはみんな何かのタイミングで思いついたことを、しばらくして後に忘れ去ってしまったという経験があるでしょう。もったいないですよね。僕もしょっちゅうなのでよくわかります。
というわけで、何か考えついたらすぐにメモを取れるような状態は作っていた方が良いでしょう。特に考え事を良くする人や、考え事を強いられている人(仕事とかでね)。
メモの取り方は人それぞれだと思いますので、特に言及はしません。参考までに、僕はEvernote、自分宛てのメール、手帳がメインツールになっています。これについてはまた別の記事で詳しく書けたらいいなと思います。
考え事をする人は必読の1冊ですよ。
今回はこれで以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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