現代文で得点するために必要な「目」を持つこととは?

前回の現代文の記事の続きとなります。
まだご覧になっていない方は是非前回の記事もご覧ください。

現代文ができない人とできる人の違いとは?

前回の記事の終盤で示した、現代文に必要な「目」、すなわち、「問題文の読み方、視点」ということについて話したいと思います。

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私はそもそもあまり活字を読むのが得意な方ではなく、現代文における、いわゆる「評論文」という類のものは当然読み慣れておらず、全くと言っていいほどその評論文の趣旨、ひどい時にはテーマすら頭に入ってきませんでした。

さすがに学校の定期テストレベルでしたら、普段の授業の中で1つの評論をじっくりと読解していく時間があるので、それほどの苦労は強いられませんでした。

しかし、初見の評論文を読んで、さあ問題を解けと言われても、なかなか手も足も出ない。

古文は昔から得意だったことと合わせ、こちらについては英語と似たような勉強のアプローチを行えるので、あまり苦労せずにこなすことが出来ていましたが、現代文というのはそうもいかない。

なぜなら、普段私たちが使っている言語であるからこそ、読めはする。

そう、読むことだけならば出来てしまうことが、おそらくこの科目の厄介なところでしょう。

日本語自体は読めるが、読解力、ひいては私が「目」と呼んでいるものが中途半端であるということになると、これはどんどんと点数から遠ざかっていくばかりです。

現代文に求められているのは「正確に与えられた文章を読み解いて、その趣旨に即した解答を選んだり、記述したりすること」です。

さあ、そのための「目」を持ちましょう。

1.筆者の考えに沿って読む

勘違いしてしまいがちですが、筆者が書いていることに対して「うんうん、そうだよね、この人が書いている通り、私も同意見だ」というふうに、筆者の考えに同意しながら読めという話ではありません。

少し現代文の勉強が進んでいる方でしたら、この点は当然のこととおわかりいただけると思います。

そうではなくて、飽くまでも、”筆者の考えに沿うだけ”です。

言うなれば、文章を読むことを通じて、筆者の考えのツアーに連れて行ってもらってるイメージです。

そして、あなたはそのツアーで見たものを中立的な立場で、ピュアに受け止めなければなりません。

現代文の試験で求められているのは、出題された文章に対するあなたの意見ではありません。

2.筆者の価値観を捉える

前述の通り、あなたは中立的な立場で、ピュアな状態で「筆者の考えツアー」に行っています。
そこであなたは、筆者の価値観を捉える準備をしておかなければなりません。

筆者が「何かに対して良い評価をしたり」、逆に「あるものを批判したり」する行為を見逃さずにチェックしてください。

私が現代文の成績の伸び悩みを解決するきっかけとなった1番の要素はこの部分です。

この「筆者の価値観」さえわかってしまえば、もうあなたは現代文が得意科目になったも同然です。

そして私はこれこそが、現代文へのアプローチとして、最重要の「目」であると考えています。

なぜなら、そういった「筆者の価値観」を捉えることが出来ているかどうかという点が、そのまま入試問題として出題されるからです。

私は大学受験の時に、現代文の勉強は高校3年生の4月から始め、この「目」が備わり、現代文の成績の伸び悩みを完全に打破するまでに半年以上かかりました。

ですが、必要なものが何であるかさえわかっていれば、それほど長い間伸び悩むことはありません。

さて、この記事を読んだ本日より是非、筆者の価値観を意識しながら文章を読んでみてください。

おそらく、本文と問題文の繋がりが、これまでよりもより一層はっきりと見えてくるはずです。

おすすめとしては、筆者が良い評価をしている事柄にはプラスマーク筆者が悪い評価をしている事柄にはマイナスマークなど、自分のわかりやすいように本文に印をつけていくことです。

こうすることで、文章と文章の間にある対比関係などもはっきりと見えてくるはずです。

そして、もっと広い視野を持つことで、段落通しの繋がりを発見することが出来るようになります。

ですので、次回はもっと「目」を広く使うこと、すなわち、「段落を読んでいく」ことについて話していきたいと思います。

今回はこれで以上となります。最後までご覧頂きありがとうございました。

本稿がみなさまの学習の励みとなることを願って止みません。

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