【自由って】え?毎日ブログを更新するような生活の仕方ってダメなの?【何だ】

書籍

森博嗣という小説家をご存知でしょうか。有名な方ですので読書をする方なら知らない方はいないかも知れませんね。

彼は新書も書いているわけなんですが、僕が読んでいる森先生の著書『自由をつくる 自在に生きる』にはこんなことが書かれています。

・・・(中略)しかし、ブログを書くことが日常になると、ついブログに書けることを生活の中に探してしまう。人が驚くようなものを探している。写真に撮って人に見せられるものを見つけようとしている。たとえば、1年かけてじっくりと考えるようなもの、10年かけなければ作れないようなもの、そういった大問題や大作ではなく、今日1日で成果が現れるような手近な行為を選択するようになるのだ。
知らず知らず、ブログに書きやすい毎日を過ごすことになる。

森博嗣『自由をつくる 自在に生きる』p.53

ブログを書いている人なら、結構痛いところをつかれている気がしてこないですか?僕は結構グサッと来ました。たしかに、ブログを書き始めた頃とかって、とにかくブログのネタになることを探していた気がします。

最近の僕には全くこの傾向がないかといえばそれは嘘になりますが、前に比べたらちょっとは落ち着いたかなという気はします。

僕の場合は、ブログを始めた当初は、開設してすぐということもあって、結構ブログのことばっかり考えていたんですが、運営に慣れてくるうちに、他のことを考える余裕も出てきて、適正な距離までブログから離れられたという感覚です。

森先生の言葉を借りるなら、ブログ開設当初の自分は、ブログに「支配」されている状態であったということですね。今はそれなりにブログとの距離を置けていて、なおかつ適正な距離を保てているので、先生の言葉を借りるなら「自由」ということになるのではないでしょうか。

 

別にここ最近の僕のブログ更新の少なさを正当化しようとしているわけではありませんよ!断じて!(怪しい

 

それと、毎日ブログを更新することが悪いことだとも思っていません。毎日5記事も6記事も発信出来るほど、新鮮な情報とスピード感に溢れた環境ならば、それはどんどんブログを更新するべきだと思います。その人のいる環境と情報には間違いなく価値があるはずですから。

ですが、そういうわけではなくて、「毎日何かしらブログのネタを探しながら生活して、その日のうちに1記事更新するためにちょうどいいネタを見つけてはブログを更新」っていうのは、ブログに「支配」されちゃってるんじゃないの?という話ですね。

というわけで、思い当たる節がある方、普段の生活を見直してみてはいかがでしょうか。自由にブログを書きたいのに、ブログに支配されていちゃ本末転倒ですからね。

「本当の自由」ってなんだ?という方は必読です。

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