毎年のことなのですが、この時期特有の病に罹ります。その名も5月病。厄介な相手です。長年こいつとは付き合いがありますが、毎年対処に骨を折る日々を送っています。
ここ数年はそれに加えて軽い鬱のような症状にも見舞われまして、5月の最序盤は地獄のように思えます。僕5月誕生日なんですけどね。
長年付き合い続けてきている5月病が来るとわかっている以上、どうにかして症状を軽減させていきたいわけです。というわけで、毎年僕がどのように5月病や軽鬱たちと向き合っているのかを紹介して、みなさんの参考になればと思います。
まずは、とにかく早く寝る
今年はここ数年でもかなりひどい症状が出たのですが、「外に出たくない」はおろか、「ゲームは当然のことながら出来ない、将棋なんてもってのほか、本も読めない、パソコンを開いても30分で限界、音楽も動画も見たくない聴きたくない、スマホも見れない、ツイッターが怖い、どこにも行きたくない、どこにも居たくない。」我ながらこれほど外部の情報全てを恐れたのは初めてだと思います。
私くらい外部からの干渉を恐れている人は多分この記事にたどり着くのも一苦労だと思うので、是非とも症状が出る前にこの記事をお読みいただきたい限りではあるのですが。
こうなってしまった場合、もし私ほど症状がひどくない場合でも、究極的にはしばらくの期間、普段より多めに睡眠をとることが大切であると思います。人は眠っている間にその日の記憶を整理して、「残しておくべき情報」と「捨ててもよい情報」を精査します。
この過程の中で、5月病と軽鬱のうちに感じた嫌な記憶も脳が整理してくれるはずです。次の日の朝は、頭が整理されてスッキリしているので、1日で完治までに至らなくても、前の日よりも幾分気持ちが楽になるはずです。しっかりとお布団で寝ましょう。
少し症状が落ち着いてきたら、本を読んでみる
眠って少し楽になったからってすぐにスマホを見るのは毒になります。強い人はちょっと眠るとすぐに良くなって、完全回復出来るのかもしれませんが、少なくとも私はまだまだ外部からの干渉を嫌います。
眠って少しばかり楽になったとは言え、まだまだ頭の中では暗い思考が張り巡らされた状態が続きます。出来れば大学や仕事場で知り合いに会いたくもないという状況です。実際のところは人と会って話すのが最速の治療法になるような気がしないでもないですが、人と話すと疲れてしまいます。
ですので、ゆっくり心と身体を落ち着かせて行きましょう。自分のお気に入りの本などを手にとって、活字を読んでみましょう。私の場合はこれも相当心にも身体にもきつく、数ページ読むともう限界です。無理に読み続けると、なんだか本からお説教されているような気分になってしまいます。
そうならないように、無理は禁物です。「もういっぱいだ・・・」と思ったら、すぐにそこでやめましょう。
再び外からの情報を取り入れる
私自身、5月5日が1番症状が重く、それからそろそろ1週間経とうという今も、まだ割りとうつ気味というか、5月病が抜け切らないというか、結構しんどく感じています。スマホでSNSやニュースを読むのは未だにストレスになってしまうので、ちょっと制限しています。
ですが、一応外に出ることは出来ています。ですので、大学で友人と話したり、バイト先である塾で生徒たちと話したりしてリハビリという風にしています。外に出ることで、また心や頭がリセットされるので、ストレスを少し感じる場合もありますが、気分が楽になるのも事実です。
散歩をしたり、ランニングをしたり、普段降りない駅に気まぐれで降りて、周辺を散策してみたりというのも良いかもしれません。あとは時の流れに身を任せて、気分がもっと楽になっていくのを待ちながら、徐々に普段の生活に溶け込んでいければ大丈夫です。
毎年同じような症状に悩まされていますが、毎年細かい部分で症状や心情が違うので、身体も心も慣れません。今回紹介したような方法で、ゆっくりと普段の生活に戻っていきましょう。5月病になったまま抜け出せないと、6月の梅雨でまた苦しい思いをしかねません。
そうならないように、参考にしていただければと思います。
今回はこれで以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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