グローバル化と共に企業が発展していくこのご時世、日商簿記2級くらい持っていないと就職出来ないんじゃないですかね。簿記の知識はある種「語学」のようなものですから、日商簿記2級レベルの知識があるということは、「会計」という名の外国語を話せるスキルがあると考えて良いと思います。
平成19年の日経新聞の朝刊の記事にはこんなことが書かれています。
日本郵船は2006年度の新入社員研修から財務研修を取り入れ、全新入社員の必修とした。
研修では貸借対照表(BS)や損益計算書(PL)、現金の受け払いを示すキャッシュフロー計算書など基礎となる財務諸表を読み、分析する。
三井物産は三年前から財務研修を強化。新入社員全員に早急に簿記三級検定に合格し、三年目までに合計十六時間の財務会計講座を履修するよう義務付けている。
背景は投資業務の拡大など。若手のうちから財務的な感覚を身につけることが重要性を増してきたという話です。
これ、10年前の話ですよ。
10年前の時点で既に会計の知識が必須級になっていたのに、現在の日本で会計の知識を持っていない人が会社でどう働くんでしょうか?本当に「会計は経理にやらせておけばいい」んですか?数字が読めなくてクライアントを説得できるんですか?
簿記2級、取りましょう
簿記1級取得者の立場から言うと、2級レベルの知識を持っているだけで大分財務諸表に対して強くなれます。キャッシュフロー計算書が読めるようになるためには恐らく1級まで勉強しなければなりませんけど、そうでなくとも、大局観は養えます。数字に強くなることは間違いなし。
簿記2級なんてちょっと勉強するだけで取れますよ。それでいて仕事で役立つスキルなんだから、企業が求める取得資格のランキングで常にトップに君臨していて当然ですよね。
日商簿記受験者も年々増えています。会計知識の需要が年々増していることは一目瞭然です。今取らずしていつ取るのか。
独学合格出来ます。受験する気になった方はこちらから。


ぶっちゃけ1級はオーバーワークですが、興味ある方はどうぞ。

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